かがやき出張版
令和6年度 事務連絡会議・冬季研修会
12月5日に事務連絡会議・冬季研修会が行われました。
事務連絡会議では教育事務所からの事務指導、各ブロックからの事例報告、校長会との懇談会報告、教育団体事務改善委員会の報告が行われました。
事務指導では児童手当制度の改正について、各種手当ての支給要件について、臨時的任用・任期付採用の根拠法令から見る違いについて等を確認しました。
各ブロックからの報告では、共済被扶養者の現況確認について、キャリアアップ研修に関わる旅費についての事例が発表されました。
教育団体事務改善委員会相談員からは、教職員台帳の点検時の注意事項や、意見等報告がありました。
最後にブロック会となり、各ブロックで研究活動や、書類の点検を行いました。
事務連絡会議に引き続き、午後には冬季研修会が行われました。
会員による『標準的職務表・学校間連携・教育事務について』をテーマとした講義が行われ、ペアやグループによるワークを挟みながら理解を深めました。
参加者からは「時代の移り変わりと共に、私たちに求められている仕事も変わってきていることを再度実感しました。」「若い世代に限らず皆が意欲的に仕事に取り組めるようにするためにも、校内組織やPTA活動など目的ごとに集まるオープン型の組織づくりが必要になっていくだろうと思いました。」等の感想が寄せられました。
その後、研究部より学校経営参画等実態調査の結果報告が行われました。
また、実践事例の紹介として、「予算事務の時間と年間計画」についての発表がありました。参加者からは「予算の話をどう提案し、どのようなツールを使用してどのように企画立案していくかとても具体的でわかりやすかったです。」「難しい内容でも、ユーモアを交え皆で考える課題にすれば、職員皆で取り組んでいけるのだなと思いました。」等感想が寄せられました。
大変充実した一日になりました。
第2回新規採用事務職員及び採用5年未満事務職員研修会
11月14日(木)に東部中学校において、新規採用事務職員及び採用5年未満事務職員を対象に第2回目の研修会が行われました。
今回も諏訪・下伊那にもお声がけをし、教育事務所の皆さんも含め総勢23名の参加がありました。
はじめに、先輩事務職員を講師として実践発表をお聞きしました。11月28日に行われる、県学校事務研究会のポスターセッションの内容でもあります。独自の視点は、参加者にもいい刺激になったと思います。
次に教育担当者より、「年末調整」「予算要求」について研修を受けました。準備していただいた多くの資料は皆さんの財産にもなりました。
最後のグループ研修では、事務処理上の課題や日頃の悩み、また年度末の不安など気楽に意見交換をされていました。
今年度は、今回の研修で終わりです。新規採用の皆さんもいよいよひとり立ちにむけて準備を進めていくことになりますね。
第1回 新規採用事務職員及び採用5年未満事務職員研修会
8月7日(水)に東部中学校において、新規採用事務職員及び採用5年未満事務職員を対象に研修会が行われました。今回はその研修会について報告します。
今年は、上伊那から臨任者を含めた採用5年未満の皆さん、諏訪・下伊那地区から採用3年未満の皆さん、及び教育担当者3名、教育事務所2名、研修サポーターとして2名が参加しました。
はじめに事例研修会として、若手参加者全員から事例発表がありました。経験年数は浅い皆さんですが、事由が多岐にわたっていて、ベテランでもやったことのないような事例もありました。
次に教育担当者から、男性の育休や旅費の通勤調整についてなど、資料をもとに説明がありました。多くの資料を用意されていました。
最後にグループ研修を行いました。事務処理上の諸課題や日々の悩み等も気楽に意見交換をしました。まとめとしてグループ代表者が発表しあい、情報交換をすることができました。
令和6年度 第2回事務連絡会議・事務研総会
5月30日(木)午後、本年度2回目の事務連絡会議が上伊那教育会館にて行われました。
長野県教育委員会の教育行政の各施策等について理解し、学校運営の要所において応用実践できる能力を養うとともに、学校事務職員としての資質向上をはかるために、南信教育事務所学校教育課主任指導主事から「長野県教育委員会の教育行政の各施策の内容やそれらからうかがえる学校教育の課題と対応策」と題して説明をしていただきました。
事務連絡会終了後、上伊那事務研総会が行われました。
本年度の上伊那事務研の事業計画、各部活動計画が承認され、これから本格始動します。
本会と会員一人ひとりのために、役員一同、活動を進めます。ご協力よろしくお願いいたします。
4月 事務連絡会議
4月19日(金)に本年度初の事務連絡会議が開催されました。
内容は、教育事務所からの事務指導、転入・新規採用職員の紹介、事務改善委員会の報告、今後の予定確認がありました。
全体で確認事項を共有した後、北部・中部・南部の3つに分かれてブロック会を行いました。
ブロック会では今年度の活動計画や、年度当初の認定書類の相互確認を行いました。
全体で集まることで、新しく上伊那に赴任された方とも交流を持つことができ、よい機会になりました。
3月 春季研修会・総会
3月1日(金) 上伊那教育会館において、春季研修会および総会を行いました。
春季研修会では、「標準的職務表と学校間連携」をテーマに講義を聞き、学校経営におけるミドルリーダーとしての事務職員の役割や、共同学校事務室について理解を深めました。この他、1年間の研究活動のまとめを各ブロックと研究部から発表しました。
研修会に引き続き、本年度の活動の決算となる総会が行われました。事業報告、会計決算および令和6年度役員の選出について承認されました。
ここ数年は感染対策のためオンラインの方が多く、参集が少なかったですが、今年度は参集で計画した事業を行い、基本目標の達成に向けて活動を進めることができました。
一年間ありがとうございました。
令和5年度 事務連絡会議・冬季研修会
12月1日に事務連絡会議・冬季研修会が行われました。
この日は様々な情報が交わされ、日常業務の確認と学びの場となりました。
事務連絡会議では教育事務所からの事務指導、各ブロックからの事例報告、校長会との懇談会報告、教育団体事務改善委員会の報告が行われました。
事務指導では会計年度職員等の休暇や、講師の任用・採用について確認をしました。
各ブロックからの報告では、内線システム導入や育児休業、時差勤務に関する内容が示されました。
教育団体事務改善委員会相談員からは、教職員台帳の点検時の注意事項や、意見等報告がありました。
最後にブロック会となり、各ブロックで研究活動や、書類の点検を行いました。
事務連絡会議に引き続き、午後には冬季研修会が行われました。
信州大学の伏木教授による『少子・人口減少社会に求められる教育を考える』をテーマとした講演が行われ、グループワークを通じて少子・人口減少化に対する学校のあり方について理解を深めました。
その後、研究部より学校経営参画等実態調査・学校の課題解決に向けた取り組み状況調査の結果報告が行われ、会員からネットバンクに関する事例報告、研究推進委員より研究サポートの活用から考えられることについて説明がありました。
大変充実した一日になりました。
第41回長野県学校事務職員研究会
11月28日に長野県総合教育センターにて、長野県事研主催の第41回長野県学校事務職員研究会が行われました。
上伊那事務研からも、数名の方が県事研役員として開催に関わっており、一般会員も多数参加しました。
今回は次の3つの研修を行いました。
研修Ⅰでは、令和5年度関ブロ群馬大会長野支部レポートの発表が行われました。会場では様々な意見や質問があり、活発な議論が行われました。
研修Ⅱでは、「提案力とファシリテート力 ~職場環境の改善と教職員との協働から学ぶ働き方改革~」をテーマに上部充敬さんのご講演をおききしました。
講師の上部さんは、横浜市の学校事務職員であり、学校内環境の改善や、対話・協働などを通じた実践と提案など現場での働き方改革の推進についてご講演いただきました。
会場では、各自校内で取り組みたいこと等についてワークシートを記入し、他の参加者と意見を交換する研修も行われました。
最後に財政等検討委員会、研究推進委員会、情報企画委員会の各委員会から報告がありました。
今回は参集とオンラインを併用して行われました。現地には80人ほどの人が訪れました。オンラインでは学校から気軽に参加できる利点がありますが、参集では学校を空けるデメリットや移動時間などの問題があります。一方、参集では他の参加者と直接交流できることがメリットです。対面での会話は、よりリアルなコミュニケーションが生まれ、深い学びや情報交換が生まれる魅力もあることを感じました。
現地ではこのような事務研に関する過去の資料の展示もあり、興味深い内容でした。
第2回新規採用事務職員及び採用5年未満事務職員研修会
10月6日(金)に新規採用事務職員及び採用5年未満事務職員を対象に研修会が行われました。
今回はその研修会内容について紹介します。
始めに先輩の話として、「県事務研究会HP管理・情報企画委員会の話」をお聞きしました。
担当されている情報企画委員の活動内容、県事研HPの紹介、経験を通じて得たことなどをお話いただきました。
次に、異動事務処理、年度末~年度当初の事務処理、引継ぎに関する実務研修が行われました。
間違えやすいところや、わかりにくい箇所について確認を行い、日々の業務に対する理解を深めました。
最後にグループ研修を行いました。学校事務処理上の諸課題や、半年経過しての感想など気楽に意見交換をしました。まとめとして、話し合った内容を参加者同士で発表し合い情報交換をすることができました。
令和5年度 夏季研修会
8月3日(木)、夏季研修会が開催されました。昨年度は新型コロナウィルス感染拡大のため、オンラインでの開催になりましたが、今年は参集で行うことができました。
今年は4つの研修を行いました。
研修Ⅰでは、上伊那校長会事務職担当校長先生から「学校運営で思うこと」をテーマにお話をいただきました。
学校から見える風景の紹介ととに、学校の運営に対する校長先生の視点や考え方についてお話いただき、洞察力あるお話に感銘を受けました。
研修Ⅱでは、研究部より第Ⅲ期研究実践計画と研究推進に関する発表があり、テーマに基づく研究活動の成果や今後の展望が共有されました。
午後に入り研修Ⅲでは県事研県研修大会のプレ研修として「課題解決技法」をテーマに研修を行いました。
伝える技術、聴く技術、考える技術についての講義を受けた後、参加者同士でディベートを行いました。
課題解決の技法を学ぶとともに、参加者たちのコミュニケーション能力を高める良い機会となりました。
最後に、教育事務所より事務指導があり、改正に関する注意事項等理解を深めました。
一日がかりの研修で大変な部分もあったと思いますが、学びと交流の場として大変充実したものとなりました。